「あなたは今を、生きようとしていますか?」
身近にありすぎて、深く考えることのない、仏教のメッセージ。
仏教が伝えたかったことは何だったのか。
今、見つめ直すときが、再びきているのかもしれない――
『はじまりの島』の後藤サヤカ監督が、2年の歳月を費やして日本と世界を駆け回り、
6人の僧侶の活動を追ったドキュメンタリー映画、
『Buddhist −今を生きようとする人たち−』
この世界で生きていくことの意味に目をそらしたりせず、
真摯に向き合おうとする6人の「Buddhist」。
彼らの姿を通して見えてくるものとは――?
このドキュメンタリーは、“今を生きようとする僧侶たち”が、
仏の教えを通して、個(自身)と社会をみつめる活動を、
それぞれの切り口で行っている様子を追っています。
「いのちを活かし生きるとは?」
過去に捕らわれるのではなく、未来にひっぱられるのでもなく、
大事なことは、今ここに“在る”自身をみつめ生きること。
この作品を通して、皆さんにも、今一度、問うてもらえたらと思います。
私たちの一人一人の心がけと行動が、世界を少しずつ良い方向へと導いていくことを信じています。
この映画が、未来を創造するひとつの小さなきっかけとなりますように……
(監督:後藤サヤカ)